フィリピーナは働き者
妻と出会ったのは、
当時勤めていたフィリピンパブ。
フィリピンは富裕層と貧困層の格差が激しい。
国民の 1/4 は貧困である…とも言われる。
妻も、
「ワタシの家、ビンボーだったから、家族のオカズが魚一匹だけとか、
オカズないときは、ゴハンに塩かけて食べてたよ…」
と言っていた。
だが、当時としては平均的なほうだったのかもしれない。
そして、
それに追い打ちをかけるように、
フィリピンでは、仕事になかなか就けない!
仕事があっても、サラリーが安い。
いい歳の男たちが、仕事がないため、
昼間からタムロしてビールを飲んで笑いながら話している光景は、
日本人から見れば、
なんだかなぁ~
と言う感じだ。
しかも、彼らに危機感が感じられないのが、
何ともフィリピンらしいというか…。
楽天的、南国気質というところなのだろうか?!
フィリピン人の男がこんか感じだから、
(全てのフィリピン人の男がこんな状態でないのは、彼らの名誉の為にも強調します!!)
女性が仕事に出るしかない!
フィリピンは出稼ぎにより外貨を獲得し、発展してきた国。
マレーシア、シンガポール、香港などの他、
アメリカやドバイ、アフリカ…世界中に出稼ぎに出る。
女性なら、メイド。
男性なら現場作業などが、主なようだ。
確かに、
人懐っこくユーモアがあり、コミュニケーション能力にも長けているフィリピン人は、
どこに行っても順応し、上手く生活していけるようである。
ワタシも日本に行きたい!
フィリピーナというと、やはりフィリピンパブを連想してしまうのだが、
妻の一番上のお姉さんは、
タレントとして日本に何度か来た経験がある。
その為、今でも日本語が出来るので、
フィリピンに行った時は、非常に助かる。
そんなお姉さんが、
日本で仕事をしたお金をフィリピンに送り、
そのお金で段々とフィリピンの家が大きく、
そして、立派になっていった…らしい。
その様子を子供心に見ていた妻は、
ワタシも日本で仕事をして、
いっぱいお金を稼ぎたい!
そう思ったそうである。
勿論、
両親や兄弟、姉たちの生活を助けたい!!
そんな純粋な気持ちが、
日本に行く動機になっただろう。
が…
動機は、もうひとつ。
お姉さんが日本から帰る度に、
ネックレスや指輪などのアクセサリーをお土産に貰っていて、
もっとアクセサリーが欲しい!
そんな乙女チックな思いが、妻にとっては、
「じゃぱゆき」
になるのに十分な、
1つの理由になったらしい…。
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