外務省に問い合わせたら…
彼女と結婚の約束を取りつけ、まずは一安心。
しかし、
国際結婚って一体どうすればいいのか?
書類は何が必要なのか、
どんな手順で結婚すればいいのか?
全くわからないことだらけじゃないか!!
外国人と結婚するのだから、
とりあえず外務省かな?
と思いつき、番号を調べて電話をしてみた…
市役所とかに電話したことはあっても、
外務省に問い合わせとかしたことはない。
『すみませんが、フィリピン人女性と結婚するのですが、必要書類や手続きの仕方を教えて頂けますか?』
そう伝えると、
担当する部署に繋いでくれ、
担当者から簡単な説明を受けた。
そして、
手続きや必要書類を記載した案内書を郵送するとの事。
後日、無事に外務省からの手紙が届いたのだが…。
知り合った経緯書って何?!
戸籍謄本、住民票は予想できたが、
勤務先からの在職証明書、
給与明細、源泉徴収なども必要との事。
そして、
フィリピン現地での結婚手続きの方法などが記載されていた。
その中で、んっ?と思うものが…。
二人が知り合った経緯書?
日本人同士が結婚する場合、
もちろんそんな書類は必要ない。
一体、
何の為にこういう書類が必要なのか…
これは、偽装結婚かどうかを調べる為に、
二人が知り合った経緯が必要なのでは…
と思っている。
日本で仕事がしたいフィリピン人女性に、
手っ取り早く日本に入国させる方法として、
「日本人の配偶者」
のビザを取得させるため、
全く会ったことがない日本人男性に、報酬を払い、偽装結婚させる。
そしてフィリピン人女性を日本に入国させる…
そんなプロモーターがいると聞いたことがあるが、おそらくそういったことの防止策ではないだろうか…。
ホステスではなく、ダンサー
それはともかくとして、
知り合った経緯書は、特に書式はなく、
手書きでよいというアバウトさだ…。
こんなところに、
思わずフィリピンらしさを感じてしまう。
ただ、
〈フィリピンパブのホステスをしていた彼女に出会って~〉
と、いうのは良くない…
と以前読んだ本に書いてあったので、
〈ダンサーとして興行来日していた彼女に、○年○月に○○というお店で出会い~〉
といった感じで、経緯書には書いた。
フィリピンパブでホステスの仕事とはいえ、
彼女らフィリピーナはそれぞれがシンガー、ダンサーという資格で興行ピザを取り、
来日しているのだから、ホステスをしていた…ではマズいだろう。
そう思ったからなのだが…。
また、書類のほかに、
二人で一緒に写っている写真が1枚必要なのだが、これも偽装結婚によるビザ取得の防止策では…と思われる。
全く会ったことがない外国人と結婚するのはおかしいし、
付き合っていたなら、二人で一緒に写真くらい撮ってあるだろう…
という事らしい。
結婚という初めての体験、
しかも国際結婚…。
バラ色の未来を夢見ている、わくわくした心境で準備は進んでいった。
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