彼女が信用できない?!
結婚の申し出をOKしてくれた彼女が、
フィリピンへ帰国してから約3ヶ月後…。
ご両親に会わずして結婚する訳にはいかないだろう…
そんな自然な思いから、
結婚の挨拶を兼ねて、彼女のご両親、兄弟姉妹に会うために初めてフィリピンを訪問した。
実はこの時、
フィリピンで彼女の家族に会わないことには、結婚していいものかどうか、
まだ判断が、つきかねていた…。
日本人がフィリピーナに騙される話しは、それこそイヤになるくらい聞いていたし、
結婚の約束をしたフィリピーナを追って渡比したら、現地には夫、子供がいた…
そんな話しは日本では有名だ。
だからこそ、
現地に行って自分の目で確かめたい!
という、気持ちが強かった。
家族に会ってみて、
騙されてるようなら結婚破棄すればいい…
彼女と早く結婚したい!
そう強く思う毎日だったが、
冷静な気持ちは失ってはいなかったようだ。
言葉は通じなくても…
そして、いざフィリピンへ!!
初めてのフィリピン、
そして、
久し振りに彼女と会える!
冷静なようでいて、
やはり、どこか舞い上がっていたようだ。
マニラ空港では大変な目に遇ったりもしたが、
無事に彼女と再会することができ、
いよいよ、彼女のご両親と会うことに…。
優しい笑顔のお母さんと、
褐色の肌で、一見すると強面なお父さん…。
ご両親は日本語は全くわからず、
こっちもタガログ語は簡単な挨拶、少しの単語しかわからないため、
彼女と、
タレントとして来日経験がある、
一番上のお姉さんの二人が通訳となっての、
顔合わせとなった。
お父さんは寡黙な雰囲気があり、
こちらのタガログ語の不自由さもあり、
フィリピン滞在中は、
あまり話しかけることはできなかった…。
それでも、
家族みんなが何かにつけ、
タタイ(タガログ語で、お父さんの意味)、
タタイ、
と言って話しかけ、
お父さんも楽しそうに話しているのを見て、
皆から慕われている優しい人柄が伝わってきた。
ご両親には、彼女がうまく話しをしていてくれた為か、
結婚を反対されるとか、そんなこともなく、
また、
家族ぐるみで、
こちらを騙そうとしている雰囲気、
(どうやってお金を貢がせようか…?!)
というのも感じられなかったので、
彼女と結婚しても大丈夫だな…
そう確信でき、
結婚する最終的な決断ができた。
ダメなら結婚しなくてもイイ…
やはり、
現地に行き、結婚相手のご両親、兄弟姉妹、
その子供たちにも会い、
生活ぶりを見ることは大事だ。
実際に会い、話しをすることで、
言葉は全てわからずとも、
家族の印象や雰囲気から、直感的に危険な匂いのようなものは感じられるはず。
騙されてるな…
そう感じたら、
いくら彼女のことが好きで好きで一緒になりたくても、その結婚は諦めたほうがいいかもしれない。
これからフィリピーナと結婚する方は、
結婚前に必ず現地を訪れ、
彼女のご両親、兄弟姉妹に会うことを忘れないで下さい。
結婚する、しないは、
その後で最終決断すればいいのですから…。
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