タレント
日本でフィリピンパブが全盛期だった1990年代後半~2000年代前半にかけて、
多い時には、
年間約80,000人のフィリピーナが、
日本にタレントとして入国していたという…
彼女たちの日本での契約期間は、6ヶ月。
契約が終わると、
一旦フィリピンに帰国せねばならない。
そして、現地で6ヶ月待機。
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日本でフィリピンパブが全盛期だった1990年代後半~2000年代前半にかけて、
多い時には、
年間約80,000人のフィリピーナが、
日本にタレントとして入国していたという…
彼女たちの日本での契約期間は、6ヶ月。
契約が終わると、
一旦フィリピンに帰国せねばならない。
そして、現地で6ヶ月待機。
フィリピンでは、
日本でお馴染みの食品が、数多く売られている。
例えば…
かっぱえびせん。
日本国内で販売されている通常商品よりも大きなサイズの袋で、
その名も…
「OISHII」
という名前で売られている。
タガログソングに興味を持ち始めた頃は、日本のヒット曲をタガログ語で歌っている、
JPM(Japan Philippino Music)
なるものを何曲も聴き、
ついには、歌えるようになった。
こんな曲もタガログ語でカバーされてるんだ…
そんな感動すら覚えたが、
毎日のようにJPM ばかり聴き、歌っていると、
何か物足りなくなってきた。
20代後半、
フィリピンパブで働くようになると、タレント嬢の話す「タガログ語」
に興味を持つようになった。
日本人にとって外国語というと、
やはり「英語」だ。
英語は『世界標準語』ともいうべき存在であり、
日本人にとっても、大切な外国語。
歴史的経緯から、英語が広く普及しているフィリピン。
だから、
フィリピン人は英語を話せる。
だが、
普段の会話はタガログ語。
彼女が結婚して私の妻になっても、
フィリピンのファミリーにとっては、
彼女が「一家の稼ぎ頭」
であることに変わりはない。
日本のピンパブに出稼ぎに行くことも、ファミリーのために頑張れる。
フィリピン人の家族に対する思い入れは、
日本人の理解の範囲を超えるくらいに、強いものがある。