フィリピン人は、凄い…!!
さて…
世の中には様々な分野で、他人より能力が抜きん出ていて、その実力をいかんなく発揮する人がいる。
いや、
能力は平凡でも、努力でその分野のトップになる…と言ったほうがいいかもしれない。
外国語を現地の人のように、流暢に話すなどは、その典型かもしれない。
日本人は、
中学、高校と6年間も英語を勉強するのに、
英語が喋れない…
これは、今や世界では、よく知られているらしい。
そんな日本人の中にも、
英語をネイティブ並みに流暢に話せる人は、
一定数は存在する。
しかも、
海外留学することもなく、独学で英語を身に付けた、
そんな強者の日本人もいる。
一方、フィリピン人はというと…
母国語のタガログ語、
第2言語とも言える英語を話し、
さらに、
日本人の旦那さんと結婚して、日本に暮らしているフィリピーナは、日本語も話せる…。
いやはや、
フィリピン人の、言語習得能力の高さには、全く驚かされる。
そんなフィリピン女性と国際結婚した私は、
すっかりフィリピンの魅力の虜になり、
タガログ語にも興味があるが、
中でも、
OPMと呼ばれる、タガログソングに非常に興味がそそられるのである。
哀愁漂うメロディ…?!
初めて聴いたタガログソング(OPM)が、
そんな哀愁を帯びた曲だったのかもしれない…
どの曲を一番最初に聴いたのかは、はっきり覚えてはいない。
が、Anak という曲が、
私が小学校だった頃に、
加藤登紀子や杉田二郎などが、日本語でカバーして歌っていたと記憶している。
おそらく、
私が最も遠い昔に、初めて聴いたフィリピンの曲に違いない。
anakとは、息子という意味である。
息子を思う両親の気持ちを歌い上げた曲だが、
メロディも歌詞も、
何とも物悲しいのである…。
私が知る限り、
最も物悲しい、涙を誘うOPMだろう。
日本語訳の歌詞にすると、さらに悲しみが増してくる。
生まれた時は皆から祝福され、
お前の為に、母さんはミルクを嬉しそうに準備したものだ…
あんなに可愛かったお前は、
思春期になると、親に反抗し、
自由になりたい!!と言い出し、
私たちを困らせた…
そして、
お前は家を出ていき、
今はどこで何をしているのか?!
私も母さんも、とても心配している…
ざっくり言うと、こんな感じになるのだが…
涙なしでは、聴くことが出来ない曲です。
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