タガログversion
JPMについては、
以前にも話したことがあると思う。
Japan Pilipino Music の略であり、
日本のヒット曲を、タガログ語で歌っているものを指す。
有名なのは、
徳永英明の「最後の言い訳」を、
日本人歌手のテッド伊藤がタガログ語でカバーした、
「Ikaw Pa Rin」だろう。
1990年代半ば~後半にフィリピンで大ヒットし、
テッド伊藤は一躍スターになった。
当初は、
″日本とフィリピンのハーフ″という触れ込みだったらしい。
初めてテッド伊藤の歌声を聴いたとき、
タガログ語が上手なので、
「この人、一体何者?!」
と驚いたものである。
日本、フィリピンのハーフなら、タガログ語が上手くて当たり前か…
そう納得したのだが、
本当は生粋の日本人。
「Ikaw Pa Rin」でもテッド伊藤について話しているが、

Ikaw Pa Rin の他にも、JPMを何曲も歌っている。
歌ってみた!!
同じ徳永英明の「壊れかけのRadio」
谷村新司の「Far away」
そして、
尾崎豊の「I love you」
などもタガログ語でカバーしている。
1980~1990年代の日本のヒット曲がJPMに多いのは、日本がバブル全盛期で海外進出に積極的だったからなのでは…?!
というより、
当時の日本での、フィリピンパブの爆発的な人気が、原因に考えられるだろう。
日本に出稼ぎに来るフィリピーナの、
「仕事用」として、
JPMは需要があったと思われる。
サービス精神旺盛な愛くるしいフィリピーナが、日本のヒット曲をタガログ語で歌う…
これだけでも、
日本人のお客さんとフィリピーナの間で話のタネが出来る。
果たしてテッド伊藤は、そこまて考えてのフィリピン進出だったのか?!
それはわからないが、日本のピンパブの功労者であることに間違いないだろう。
そんなテッド伊藤のタガログカバーする、
「 I love you 」だが、
カラオケでは、
タガログversionが見つからなかったので、
尾崎豊の「I love you」のカラオケで歌ってみた…。
ちなみに、
JPMは、
日本語の歌詞とは、全く意味が異なるタガログ語で歌われていることが多い。
また曲の雰囲気が全く変わるのも、一つの魅力かもしれない。
…
それにしても…
お耳障りは承知の上、
スター気分で歌ってますね…( ̄▽ ̄;)
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