家に入ると、そこには…
近年は、経済発展が著しいフィリピンだが、
国民の1/4は、
貧困層だと言われている。
例えば、
日本なら子供1人に対し、
子供部屋があるのは、ほとんど当たり前。
しかし、
フィリピンは日本で言えば2DKに、
家族6人、7人が住んでいるのも不思議ではない。
子供部屋など望むべくもないが、フィリピンの子供たちは屈託がない。
少し裕福な家庭なら、
二階建ての住宅に暮らしていることも多い。
それでも、
圧倒的に平屋の住宅に住んでいる人は多い。
だが、そこはキレイ好きなフィリピン人。
部屋は狭くとも、きちんと整頓されている。
(必要なモノ以外ない、と言った方が正解かもしれない…)
また、
日本みたいに玄関が独立しておらず、
外からドアを開けたら、すぐにリビングルームになっているような造りが多い。
玄関入ったら、いきなりソファー、テレビが置いてあるのである!!
その奥が、大体キッチンになっているようだ。
妻の実家も、似たような家の造りだが、
何度か訪れているうちに、慣れてしまった…
と言うより、愛着が湧いてきたのである。
いつも子供たちの賑やかな声で、
時にはうるさくも感じるが、これがフィリピンなんだ…!
自分には、日本の他に帰る場所があるんだ!!
妻の実家に帰る度に、そう思えるようになってきた気がするのである…。
新しいものが大好き!
そんな住宅事情のフィリピンだが、
フィリピン人は、新しいものが大好きだ。
特に携帯電話、今ならスマホだが、
日本と同じく、1人一台は必ず持っている!
日本でもまだガラケー華やかなりし頃、
フィリピン人も必ず持っていたものだ。
それも、
最新機種を器用に使いこなし、頻繁にメールのやり取りをしているのである。
ろくに仕事がないようでも、携帯だけはしっかり持っているのを見て、
お金は何処から出ているのだろう?!
そう不思議に思ったものである。
Facebookやインスタグラムに写真をアップしているフィリピン人は多いが、
仕事があっても安いサラリーで、スマホの料金もバカにならないだろうに…
他人事ながら、つい心配してしまう。
ホントは寂しがり?!
フィリピン人は屈託がないように見えるが、
実はさみしがりやで、
人と繋がっていないとダメなのかもしれない…。
日本で結婚しているフィリピーナなら、
なおさらのこと。
Facebook、Skype…
以前なら、国際電話するにもカードを買い、
料金が気になったものだが、
今や無料電話できるようになったのだから、
変われば変わるものである。
フィリピンの家族と離れていても、
昔ほど、
寂しい思いをしなくても良くなった。
フィリピーナ妻を持つ者として、
喜ぶべきことではある…。
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